みなさん、こんにちは。今日の記事のタイトルは『自動車に携わるものとして・・・(ルフトの新たな試み)』という、ルフトのブログにしては結構?堅いタイトルでのスタートとなったんですが、どうか肩の力を入れずにお読みください!!
昨今は日常的に、特別な言葉としてではなく聞くようになった『リサイクル』や『エコロジー』という言葉。みなさんも様々なシチュエーションで、この言葉を聞いたり、実践されていることだと思います。私達が生業としています『自動車産業』においても、『エコカー』や『ハイブリッド』という言葉を聞かない日はないと言ってもいいのかもしれません。ただ、この『エコカー』や『ハイブリッド』というのは、主に自動車メーカーが取り組んでいる環境に対する取り組みで、大きな自動車産業のけん引役を担っていますが果たして、販売する私達も何か出来ることはないのでしょうか?
このような考えに立って、今回は社長の発案でこのようなものをルフトで取り扱ってみようということになったんです。
(電動スイックルスクーター)『Prozza Miletto(プロッツァ ミレット)』
これ、なんだか分かりますか?スクーター?そう思われるかもしれませんね。これは『ペダル付電動スクーター』なんです。家庭用電源から車載のバッテリーに充電、万が一充電不足になっても付属のペダルで自転車のようにも使えるという、全くガソリンを使わない(二酸化炭素を排出しない)『エコカー』なんです(道路交通法上は原動機付自転車となります)。どうです?エコでしょ?
ただ、この『ペダル付電動スクーター』を導入しようとしたのは、単に『エコ』ということだけではありません。これには、先ほどご紹介しました『リサイクル』、『エコロジー』の他に、もうひとつ環境を考えるキーワードがあるんです。それは・・・・
『カーボンオフセット』
この言葉、少々聞きなれない言葉かもしれませんが、最近では音楽家の坂本龍一さんも実践されている環境を考える上で、『リサイクル』や『エコロジー』と並んで重要なキーワードとなっています。この『カーボンオフセット』とは、生活していく上で排出されてしまう『二酸化炭素』や『温室効果ガス』を、植林、森林保護、クリーンエネルギー事業などによって、直接的に、間接的に吸収していこうという考え方や活動を指しています。言い換えるなら、発生してしまった二酸化炭素の量を何らかの形で相殺して、二酸化炭素の排出量をゼロに近づける・・・・こんな意味合いなんです。
『ハイブリッドカー』にしても電気とガソリンの併用なんですが、電気を使うことによってガソリン(エンジン)から排出される二酸化炭素を電気(モーター)で『カーボンオフセット』する・・・・この考え方も根底には存在しています。ならば自動車を販売する私達も同じことが出来るのでは・・・・。
それが今回、ルフトが新しく考え、実践していこうという『新しい試み』なんです。販売した自動車をカーボンオフセットするペダル付電動スクーター。もちろん、自動車と原動機付自転車ですから比較にもならないのでは?と思われるかもしれませんが、小さなこと、小さな積み重ねから生まれる『意識すること、意識を持つこと』の大切さを、私達ルフトは考えてみました。
写真にもありますように、現在ルフトには色鮮やかな5台のペダル付電動スクーター『プロッツァ ミレット』が展示してあります。もちろん、試乗もして頂けます。先ずはみなさん、その目でこの『プロッツァ ミレット』をご覧ください。今日の記事は堅い話になってしまいましたが、意外にカワイイ(笑)お手軽なエコカーですよ!!
このペダル付電動スクーター『プロッツァ ミレット』の詳細な記事は、後日ご紹介させて頂きますのでお楽しみにして下さい。先ずは今回、ルフトが導入したキッカケ(新しい試み)を今日はご紹介した次第です。
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