みなさん、こんにちは。今朝の名古屋は地震で目覚め、粉雪もチラホラというスタートでした。スタッフもそろそろ花粉症に悩まされたりと、妙な(嫌な)ムードなんですが、そんなムードを吹き飛ばそうと?今日も張り切っていきたいと思います!!
今日、取り上げようと思うのはルフトのストック車両の中から、メルセデス ベンツ Sクラスです。Sクラスと言うとメルセデス ベンツの中でも『フラッグシップ(flagship)』と呼ばれるモデルで、旗艦と訳されるこの言葉は『最高級品、主力商品』と言われる他に『指針』という意味も含まれているそうです。もちろんそれはメルセデス ベンツ ブランドにあってもそうなんですが、自動車を誕生させたメーカーが、その『フラッグシップ』として位置付けているということは、言い換えれば今日のタイトルでもある『自動車のフラッグシップ』でもあると言えるのではないでしょうか?
そんなメルセデス ベンツ Sクラスが登場したのは1972年(それ以前にもSクラスに相当するモデルはありましたが、正式に命名されたのはこの年)のW116モデルからでした。このモデルにおいても当時のクルマにおける『指針』が随所に盛り込まれていました。少し紹介すると…世界初のABSの採用、乗員を事故の衝撃から守るパッセンジャーセル、室内ではダッシュボードの衝撃吸収、凹凸の少ないスイッチ、4本スポークステアリングでのドライバーの傷害の軽減など、多くの大切な乗員を事故から守る安全技術が組み込まれました。今では常識的なことなんですが、40年近く前から『来るべき自動車社会の指針』を示したことだと思います。
1979年に登場したW126モデルは歴代のSクラスでも一番人気の高いモデルで、約13年間の販売で一番販売台数の多かったモデルとしても知られています。みなさんも『メルセデス ベンツ』というと、このモデルを思い出される方も多いのではないでしょうか?ただ、このモデルにおいても、その後のクルマ社会における重要なキーワードを元に開発されていたということは、あまり知られていないようなんです。それはこのW126モデルの開発がオイルショック以後という時代背景もあったんですが『省エネルギーと環境保護』に重点を置いて開発されていたモデルだったんです。例えばボディサイズにおいてもW116モデルに比べて車幅で5cm、重量では150kgのサイズダウンが行われました。もちろんそれにより車内空間が犠牲になったわけでもなく、より快適に変わったことは言うまでもありません。また燃費の向上にもつながっていき、今の時代の主流のような考え方が既に出来上がっていたことを意味しています。また今では多くのクルマに標準となった安全装備である『エアバッグ』の搭載も行われました(日本では法律の関係から1987年から)。
その後に登場したW140モデル(1991年~1998年)、W220モデル(1998年~2005年)においても、革新的でありながらも自動車メーカーとして安全性、環境問題等に常に答えを出しながら、連綿と『フラッグシップ』としての『指針』を提示するモデルとして今に至っています。
そしてルフトのストック車両でもあるW221モデル(2005年~)はSクラスの5代目に当たるモデル。コンセプトの大きな一つに『オーナードリブンカー』という『ドライバー(オーナー)中心』という名の下、ドライバーへのコンフォート(優しさ)に力点のひとつが置かれています。それはサイズ的にもW220モデルよりも大きくなっているにもかかわらず、前後の絞られたデザイン、大きめのキャビンと短いトランクリッドの外観に始まり、センターコンソールからシフトをなくし、『DIRECT SELECT(ダイレクトセレクト)』と呼ばれるステアリングから手を離さずに、シフトの操作が可能なシステムの採用、『COMANDシステム』と呼ばれるセンターコンソールのダイヤルでナビや車両管理を一括で行い、スイッチ類の猥雑さをなくし、デザイン的にも安全性にも配慮した装備などからもお分かり頂けると思います。
そんなメルセデス ベンツの、自動車の『フラッグシップ』であるメルセデス ベンツ Sクラスをルフトでは
メルセデス ベンツ S350 ラグジュアリーパッケージ(2008)
メルセデス ベンツ S550 ロング ラグジュアリーパッケージ(2008)
の2台をご用意しております。どちらも今日の記事にしてきた『新しい自動車の指針』が体験頂けると思います。またルフトでは雨天でも、みなさんに安心してご覧頂けるように、ストック車両はガレージ内に保管しておりますので、安心してご覧頂けるようになっております。今回取り上げたSクラスの2台の装備等の詳細は、メルセデス ベンツ S350 ラグジュアリーパッケージがこちら、メルセデス ベンツ S550 ロング ラグジュアリーパッケージがこちらから主要装備等がご覧頂けます(過去の記事にリンクしています)。また右サイドバーの車名をクリックして頂きますと、2台の詳細な写真もご覧頂けますので、併せてご参考にして下さい。
ぜひ、魅力的な2台のSクラスを、みなさんもルフトでご自身の目でご堪能して下さい。スタッフ一同、心よりお越しをお待ちしております。
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